MP3のタグ情報について



このページでは、mp3ファイルのタグ情報について解説します。





1.タグ情報について
mp3ファイルには、曲データ以外にタイトルやアーティスト名など、曲について
の付属情報もいっしょに保存出来ます。この付属情報をタグ情報と呼びます。

タグ情報は、対応ソフトを使って入力・編集が可能です。もちろん日本語で入
力できます。また入力した情報は、対応プレイヤーで再生時に画面上に表示
させることが出来ます。

タグ情報を保存する方法は、現在以下の3種類の形式が存在します。
入力項目や文字数制限など詳しい情報は、各ページをご覧下さい。

ID3v1 以前から使われている形式で、ほとんどのソフトが対応していま
す。ただし入力できる文字数に制限があるため、現在はID3v2に
移行しつつあります。
ID3v2 ID3v2は、ID3v1を改良した形式で2000年頃から使われ始めまし
た。ID3v1より入力項目が拡張されて文字数制限もありません。
ただし最近使われるようになったため、まだ対応ソフトが少ない
です。
Riff SIF Riff SIFは、ID3v1を改良した日本独自の形式でID3v2が登場す
る以前の1998年から利用されています。文字数制限はありませ
ん。

2.タグ情報の編集
タグ情報の編集は、対応プレイヤーかタグ編集ソフトを利用して下さい。

プレイヤーでタグ編集を行うなら、Winampを使うと良いでしょう。他にも対応
プレイヤーはありますが、使い勝手が悪く機能も劣っているのでお勧めしま
せん。「4.各プレイヤーの対応状況 」もご覧下さい。

複数のmp3ファイルのタグ情報を一括編集したいときは専用ソフトが便利で
す。「応用編」の「ID3タグ情報を一括編集」をご覧下さい。

また、これ以外にも「プロパティ表示」で紹介しているソフトを利用すれば、
mp3ファイルを右クリックして、プロパティ画面で簡単に編集できます。

3.どの形式を利用するか?
タグ情報の形式が3種類もあって、どれを利用すればよいか迷うところです
が、現時点での対応ソフトを考えるとID3v1とID3v2を併用する形が一番良い
でしょう。具体的には、タグ情報の入力・編集はID3v2で行い、互換性を考え
てID3v1にも情報をコピーしておく方法です。

先程説明した通りID3v1には文字数制限があるため、長いタイトルやアーテ
ィスト名は途中で切れてしまいますが、これならID3v1のみに対応したソフト
でも、一定の情報は表示できます。

Winampの場合は、以下の図のようになります。まずID3v2にタグ情報を入力
して、「ID3v1にコピー」ボタンをクリックします。これでID3v1にタグ情報がコピ
ーされます。


4.各プレイヤーの対応状況
各プレーヤーのID3タグへの対応状況を紹介します。
プレイヤーは、2003年11月3日時点の最新バージョンを使用。
画面上の表示、タグ情報の編集、日本語への対応について調査しました。

プレイヤー名バージョンID3v1ID3v2
表示編集日本語表示編集日本語
Winamp (※1) 2.91
KbMedia Player 2.31 ××
Audioactive Player (※2) 2.06c ××
Sonique 1.96 ×××××
Windows Media Player 9.00 ××

ID3v1のみに対応したソフトは、ID3v1のタグ情報しか表示できません。
ID3v2に情報が入力されていても読み込むことは出来ません。

ID3v2対応ソフトは、ID3v1とID3v2の両方のタグ情報が読み込めます。
両方入力されていた場合はID3v2のタグ情報が優先的に表示されます。
ID3v1のみ入力されていた場合はID3v1のタグ情報が表示されます。

※1:標準では日本語には未対応。日本語での表示編集は、日本語化ユー
ティリティーの導入が必要です。

※2:タグ情報は読み込まれ編集も可能ですが、プレイヤーの画面上に表
示する機能はありません。