ジッター補正(フレーム間補正)について


このページでは、吸い出しソフトのジッター補正
(フレーム間補正)の機能について解説します。


1.ジッター補正(フレーム間補正)とは?
ジッター補正とは、音楽CDから吸い出しを行うとき、より正確に(完全に近
い状態で)データを取り込むするための補正機能のことです。
ほとんどの吸い出しソフトには、このジッター補正の機能が搭載されてい
ます。吸い出しソフトの種類によっては、「ジッター補正」を「フレーム間補
正」や「フレーム補正」と表記している場合もあります。

音楽CDに記録されているデータを、1ブロック、2ブロックと順に読み込むと
き、赤破線で囲んだ部分を重ねて読み込んで、2ブロックの始め(矢印で示
した位置)で同期を取ることで、データを正確に読み込むことが出来ます。

上の図では例として「1101」の部分で同期を取っていますが、実際はセク
ター(フレーム)単位でデータを比較して、ジッター補正(フレーム間補正)
を行います。

3.どのような場合に利用すれば良いか?
ジッター補正を利用すれば、吸い出しの際のノイズ(雑音・異常音・音飛び)
を防ぐことができます。作成したWAVEファイルにノイズが入ってしまう場合
は、ジッター補正をONにして吸い出しを行って下さい。

CD-ROMドライブの種類によっては、ジッター補正をONにすると吸い出しが
遅くなる(吸い出しにかかる時間が異常に長くなる)場合があります。
ジッター補正OFFの設定で吸い出しを行っても、ノイズが入らないWAVEファ
イルが作成できれば、OFFの設定のまま使用して構いません。

2.各吸い出しソフトでの設定方法
当サイトの「CD→WAVE」のページで紹介している吸い出しソフトで、ジッタ
ー補正(フレーム間補正)の設定方法を解説します。

CD2WAVの場合
「設定」画面の「取り込み」タブで「読み出し方法の設定」を変更しま
す。「フレーム間補正読み出し」と「2パスフレーム間補正読み出し」
の2種類が用意されています。
まず「フレーム間補正読み出し」を選択して吸い出しを試して、上手
く行かなかったら「2パスフレーム間補正読み出し」を使用します。
詳細は、付属のヘルプをご覧下さい。

CDexの場合
「CDex configuraton」画面の「CD ROM」タブで「Enable Jitter
correction」にチェックを入れます。
「Read Overlap」は、ジッター補正のために何セクタ分重ねて読み込
むかの設定、1で説明した赤破線の部分です。

DSマルチメディアプレイヤーの場合
「DSマルチメディアプレイヤーのプロパティ」画面の「録音」タブで「フ
レーム補正」にチェックを入れます。

Audiograbberの場合
「General Settings」画面の「ASPI」タブで「Rip method」を変更しま
す。「Dynamic synch width」と「Fixed synch width」の2種類が用意
されています。
まず「Dynamic synch width」を選択して吸い出しを試して、上手く行
かなかったら「Fixed synch width」を使用します。

WinDACの場合
「Drive Settings」画面の「Copy」タブで「Copymode」を変更します。
「Copymode」の「Sectorsynchronisation」を選択します。
「Synchronisationsectors」は、ジッター補正のために何セクタ分重
ねて読み込むかの設定、1で説明した赤破線の部分です。