このページでは、サーバーや回線の混雑を予測し、
ダウンロードに適した日や時間帯を見つける方法を解説します。
容量の大きいファイルをダウンロードするような場合、混雑する日や時間帯
を避け、なるべく空いている時にダウンロードを行うことが重要です。
サーバーや回線が混みあっていると「サーバーからの応答が遅くなる」、
「ダウンロード速度が低下する」、「ダウンロードが中断される」といった問題
が発生しやすくなるためです。
混雑を避ければ、より安定・高速にダウンロードできるだけでなく、サーバー
や回線への負荷も分散でき、ホームページの管理者や他の利用者にも大き
なメリットがあります。
ホームページへのアクセスは、一日の中でも偏っていて混雑する時間帯と、
逆に空いている時間帯があります。
下の図は、ある日の当サイトの時間帯別アクセス数を棒グラフで表したもの
です。
この図から「22:00〜翌日1:00」が混雑する時間帯、「4:00〜9:00」が空いてい
る時間帯であることが分かります。当サイトに限らず、日本国内のサイトであ
れば、同じような傾向があると考えて構いません。
海外のサイトであれば、現地時間の朝早い時間帯が空いていると思います。
ホームページへのアクセスは、日によって差がありますが、どの日が混雑す
るかは、サイトの内容に大きく左右されるため予測は難しくなります。
ここでは、いくつか具体例を挙げて説明します。
例1:特定の曜日に更新されるサイト
毎週水曜日に更新されるホームページがあったとします。
このサイトへのアクセス数は、更新日の水曜日が一番多く、木、金と徐々に
減少し、火曜日にアクセス数が一番少なくなることが予測できます。
アクセス数が少なければ、当然サーバーや回線も空いている可能性が高い
ため、このサイトの場合火曜日がダウンロードに最適と言えるでしょう。
例2:不定期更新のサイト
不定期更新のサイトでは、一般的に更新日とその後数日間が混雑します。
また、容量の大きいファイルが更新された日は混みあうが、逆に小さい更新
しかなかった日は空いているといった傾向も考えられます。
もっと分かりやすい例を紹介すると、MicrosoftのホームページはWindowsの
重要な更新があった日とその後数日間は混雑する傾向があります。これは、
世界中のWindows利用者が一斉にダウンロードを行おうとするためです。
このような傾向は、よく利用するサイトであれば把握しやすいと思います。
ダウンロードの中断・速度低下など、サーバーや回線が混雑していると思わ
れる現象が発生した時は、ダウンロードに適した日、時間帯にダウンロード
を行いましょう。
具体的には、以下のような対策を行って下さい。
(1)混雑する時間帯を避け、空いている時間帯にダウンロードを行う。
通常は「22:00〜翌日1:00」が混雑する時間帯、「4:00〜9:00」が空いている
時間帯です。朝早い時間帯がおすすめです。
(2)混雑する日が予測できたら、その日は避ける。
特定の曜日に更新されるなど混雑する日が事前に予測できたら、その日は
避けて、2,3日後にダウンロードを試します。
(3)容量の大きいファイルが更新された日は避ける。
容量の大きいファイルが一斉にダウンロードされている場合は、空いてい
る時間帯か、2,3日後にダウンロードを試します。
(4)たまたま混雑日に当たった可能性も考える。
ダウンロードを試した日が、たまたま混雑日に当たった可能性も考えられ
るため、数日後に再度ダウンロードを試して下さい。
(5)ミラーサイトがあった場合は利用する。
時間的に混雑を避ける以外にも、ミラーサイトが用意されていた場合は積
極的に利用しましょう。
また、一般的な例ではありませんが、ミラーサイト設置国との時差を利用し
た応用テクニックもあります。あるダウンロードサイトで、以下の地域にミラ
ーサイトが用意されていたとします。
| 国名 | 都市名 | 現地時刻 |
| 日本 | 東京 | 23:00 |
| 中国 | 香港 | 22:00 |
| イギリス | ロンドン | 14:00 |
| アメリカ合衆国 | サンフランシスコ | 6:00 |
日本の現在の時刻が23:00で混雑する時間帯だった場合、アメリカ西海岸に
位置するサンフランシスコは6:00でちょうど空いている時間帯に当たります。
このため日本国内ではなく、あえてアメリカのサンフランシスコに設置された
サーバーからダウンロードすることで混雑を回避する方法があります。
ただしサーバーや回線の混雑は色々な原因が考えられるため、この方法で
必ず効果があるとは限りません。